ふくらはぎが腫れる場合は甲状腺ホルモンの疑いが

身体の下の方にあるふくらはぎは、冷えやすい場所です。同時に余分な水分が溜まってむくみや腫れやすい場所でもあります。体が冷えると、血管が収縮し、血行が悪くなることは周知のとおりです。そして血管内に老廃物が溜まり、血液が汚れます。また冷えて酵素の働きが低下すると代謝が低下して、排泄能力がダウンし、やはり血液が汚れます。こうしたことが続けば、血液の汚れは、他の病気を引き起こす引き金になり、むくみや腫れなどが現れる可能紙もあります。こうした症状が考えられますのが、甲状腺ホルモンもその一つです。そこで足がつった時に起る腫れと密接な関係にある、甲状腺機能障害の一つ甲状腺ホルモンを徹底分析してみました。

代謝が低下しバセドウ病などを引き起こす

甲状腺ホルモンは、タンパク質の合成を促すものですが、バセドウ病や、甲状腺腫などで分泌過剰になりますと、甲状腺が腫れるだけでなく、心臓や肺の働きが高まり、交感神経が興奮して、動悸、息切れ、発汗、神経過敏などの症状が表れ、体力を消耗します。
一方、甲状腺炎(橋本病)等がありますと、甲状腺分泌が低下して、代謝が抑制されるため、むくみ、手足の冷え、腫れ、食欲低下、倦怠感、気力の低下などの症状が見られます。
甲状腺の病気については、内分泌の病気として、糖尿病に次いで、頻度が高く、遺伝的傾向も認められ、女性に多いのが甲状腺の病気の特徴と言えます。
この病気は、良性の病気が大半で、正しい治療と診断で、腫れを治すことはできます。

西洋医学的な診断と治療法

甲状腺機能障害の治療については、症状を抑える、対処療法が、基本となります。
甲状腺ホルモンの分泌を、一時的に抑える薬はありますが、薬を辞めるとすぐに再発する可能性があります。
最近では放射性ヨードを飲んで、ホルモンの産生自体を抑制する方法や、甲状腺の一部を切除する、外科治療も実施されています。
甲状腺機能低下の治療は、不足している甲状腺ホルモンの服用で、充填するものです。
しかし度々、足のつりが起きる場合は、薬の副作用が原因ということも指摘されています。よく指摘されていますのが、糖尿病や、肝硬変などの病気や、薬の副作用による足のつりです。
抗甲状腺剤であるチアマゾール、ベンゾジアゼピン誘導体、Ca拮抗薬である塩酸ジルチアムゼム、フェロジピン等があります。
足のつりのほとんどは、病気と無関係に起きるもので、現代医療では、対処療法に終始するだけで、根本的な治療法はまだ確立していないと言った方が正しいでしょう。

足のつりで腫れた場合の東洋医学での診断と処方

甲状腺機能亢進症で、基礎代謝が高まることは、漢方的には、「陽証」あるいは「実証」とみなされますが、その状態を放置しますと、エネルギーが空費され、体力が無駄に消耗され、痩せ、次第に「偽証」となります。
逆に、機能低下は、「陰証」と捉えられます。
証の変化を見つつ症状改善のために使用されます。
よく用いられます漢方薬は

♦実証として「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつほれいとう)」

比較的体力のある人の神経症、不安イライラなどの甲状腺機能亢進症の症状の改善に用いられます。

♦中間証として「四逆散(しぎゃくさん)」

体力が中ぐらいの人で、神経質、イライラなどの甲状腺機能亢進症の症状の改善に用いられます。

♦偽証として「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」

体質が弱い人で、更年期障害、不眠症、心臓神経症に用いられ、甲状腺機能亢進症の症状改善にも用いられます。

♦偽証として「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」

体質が弱い人で、不眠症、精神的疲れ、不安感などに用いられます。
甲状腺機能低下症の症状の改善として手足がほてるなどに有効です。

足のつるふくらはぎ力を高めれば腫れは治る

ふくらはぎ力は、大きく西洋医学の視点と東洋医学の視点から見ることができます。
私たちの体は、年齢や性別によって、違いはありますが、約6割が水分です。
その水分は、リンパ管、組織や細胞にあります。
それが足のふくらはぎに溜まるのです。
1日仕事が終わり、靴下の跡が付くほどふくらはぎが腫れてしまう人が多いのもそのためと言えるでしょう。
しかし最も水分が溜まりやすいからこそ、ふくらはぎは体の循環のキーポイントとなるのです。
現在私たちが悩んでいる、多くの病気や症状は、慢性的なものが多いのです。
そこに最短距離の治療ばかりが取り入れられるとどうなるでしょう。
そこには本来なら不必要なパワーが投入され、全体のバランスが失われ、ひずみや障害が発生します。
そんな時「早いことは本当にいいのか?」と考えて、見ると疑問がわいてきます。
速く便利になった分、副作用や自己治癒力の低下につながっていないかを検証するのも必要でしょう。
もちろん急ぐことや、早い治療は急性疾患にとっては大切なことです。
しかし立ち止まって考えてみるのもいいでしょう。
たとえ遠回りであっても、基本から確実にやって行った方がいいと考えられるからです。

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