足のつりは東洋医学お灸で万全

身体を温めるお灸は、体温を温める手段として江戸時代から、庶民の健康法として親しまれてきました。お灸は体への直接な効果だけでなく、精神的な癒し効果もあると言われています。お灸をすえて、火が消えるまでの時間、自分の体に向き合い、その変化を知ることで落ち着いてきます。お灸と同じように中国医療で、ツボ押しがありますが、お灸はツボ押しの効果を高める効果として、期待されています。足のつりのツボにお灸をすえ、治す法ですが、その効果とお灸のメカニズムを検証します。

これだけは知っておきたいお灸の基礎知識

お灸を有効に活用するためには、お灸を生んだ東洋医学の考え方や、お灸のメカニズムを知ることが大切です。お灸は、約3000年前に中国で生まれた民間療法で、東洋医学では、400個のつぼがあるとされています。東洋医学では、「陰陽五行」が基本の考え方です。この世の総ては、陰と陽、自然界の総て木・火・土・金・水という五つの要素から構成されている、と言うことを表しています。つまり人間の体は、全て陰陽五行に当てはめて考えると言うことです。

お灸はなぜ効くのか そのメカニズム

お灸に使われるもぐさは、ヨモギの葉を乾燥させて、臼で引いて散り出した葉の裏側の綿毛です。ヨモギは、もち草とも呼ばれ、日本全国に自生し邪気を払う草とさています。ヨーロッパでは「ハーブの母」と呼ばれています。止血、腹痛、腰痛下痢、貧血などに効果がある薬効です。このもぐさをツボに置き、火をつけると、体が暖かくなります。お灸をする時間は、空腹でも満腹でもない、食間が良いとされています。毎日5分続けますと、体質改善につながるとされています。

ヨモギは「ハーブの女王」

ヨモギはヨーロッパでは、「ハーブの女王」と呼ばれ、飲んでよし、つけてよし、嗅いでよし、燃やして良し、のマルチ薬草です。もぐさを丸めて、足のつる部位のツボに置き、火をつけことで体が温まり、体の血行が良くなると言うことです。お灸の効能は、体を温め、血行を良くし、血流がスムーズに流れ、足のつりの予防に効果を発揮すると言う訳です。もぐさを使って行うお灸も、そうしたヨモギの豊かな薬効成分を活かした、健康維持法と言えましょう。ヨモギの精油成分「チネオール」が皮膚下に浸透し、加湿されると、血液中の白血球が増え、体の抵抗力が高まると言われています。

体質改善のためのお灸

東洋医学では、まだ病気とは言えない「未病」の段階で治すことを重視しています。自分の体質を知っておけば、毎日5分でのお灸で、病気を遠ざけ、健康的な生活を維持出来るとしています。自分の体質が解ったら、不足しがちな気血水を補うツボや、その体質でおこり易い症状を改善するツボを覚えます。体質改善のお灸は、今ある症状を改善するとともに、今後起こしそうな不調や、病気を防ぐことが最大の目的です。体質改善のお灸は、「足りないものを補う」ことを目標に、「要穴」を中心に選びます。要穴とは手の肘から先、足の下にあるツボのことを言います。ここは効果が高いツボとして知られています。

ふくらはぎの筋肉のケイレンを沈めるお灸

運動中や、睡眠中に、突然足がつって、激痛が走る、これが足のつりです。ふくらはぎの筋肉のケイレンに良く効くのが「陽陵泉(ようりょうせん)」です。ケイレンを起こす神経の興奮を沈め、筋肉の緊張を和らげてくれます。そして「委中(いちゅう)」と「承山(しょうざん)」も足のつりに効くツボです。足がつる原因は、‘7~8割が、冷えからくる病気と報告されています。こうしたことから足首や、ふくらはぎ、足元などの下半身は、冷やさないように常に気を付けたいものです。これが足のつりの予防にもつながることになります。

足のつりのツボにお灸を

足のつるツボは、3ヵ所あります。このツボにお灸をすれば、よく効くとされています。

陽陵泉
<胆経>足のツボ 膝の真横下に突起している骨の下にあり、押すと痛い圧痛点が目安となります。筋肉のケイレンに効きます。

委中
<膀胱経>足のツボ 膝の裏側の中心にあります。むくみを抑える効果があり、足のつりに良く効きます。

承山
<膀胱経>足のツボ 「承」は受けると言う意味があります。ふくらはぎの筋肉の盛り上がったところにあり、そのふくらみを受け止める位置にあるところから承山と付けられた名前です。ふくらはぎの筋肉の下端にありますのでよくわかります。アキレス腱から上に探して筋肉との境目が目印です。この箇所は、美脚作りにも効果があるので、女性の人気のツボとなっているようです。

足のつりにはお灸で万全

生活はどんどん合理化が進み、便利になっていく反面、体に良いものが少なくなり、負荷がかかるものが多くなっているのが現状です。このような環境の中で、生活しながら、健康を維持するためには、多少は自分で努力することが必要になってきます。体を温める、動かす、呼吸法を行う、バランスを考えた食生活をする、ストレス解消法を見つける、など自分なりの努力をしていかないと、健やかな健康生活を維持して行くのは難しい時代となっています。こうしたことは病気にならないための「予防医学」の考えです。お灸はその予防医学の最先端を行くものと言えましょう。

 

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